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やまがた花回廊2010キャンペーン 記念列車
レトロ花回廊号 乗車記


  やまがた花回廊2010キャンペーンの記念列車として、5月29日・30日に新津〜今泉間を『レトロ花回廊号』が、高崎車両センターの旧型客車3両で運転されました。米坂線へ客レが入るのは凄い久々の事で、牽引には長岡車両センターのDE10-1680が充当されて、DE10+旧型客車の列車を久々に乗車する事が出来ました。

 今回の始発駅は普段この手の列車なら新潟が主流ですが、今回は新津からの出発となりました。発売当初は発売当初は指定席が往復とも満席でしたが、運転日が近づくにつれてキャンセルもポツポツと出てきました。実際に車内へと入ってみると人気のスハフ32(3号車)のみツアー枠の関係から、ほぼ座席が埋まって満席の状態でしたが、1号車・2号車は空席が目立っていて、1ボックスに2人・3人程度の乗車率でした。新津を出発すると支社の方が乗車記念に花の種を配布をしてくれました。

 冷房装置などの無い旧型客車ですが、今回の『レトロ花回廊号』のダイヤが、以前に運転されていたリバイバル急行とほぼ同じダイヤで、思ったよりスピードが出て窓を開けておくと涼しい風が車内に入り込み、乗っていて暑さなどは全く気にならず、久々にのんびりと旧型客車の旅を満喫する事が出来ました。


始発となるのレトロな新津駅

新発田駅員さんによる横断幕

 しばらく走ると坂町に到着し、羽越本線から米坂線へと入ります。ここからは非電化区間のノスタルジック区間になります。新緑が生い茂る森林を車窓から眺めていると不思議なように癒されます。やがて途中駅の小国に到着し、ここでは35分の停車時間を利用して地元の方々が、汁物の配布や名産品販売。また地元で有名なマタギ(クマ獲り猟師)の方が歓迎イベントを用意してくれていました。


小国駅での歓迎イベント

マタギの方も駆けつけてくれました

 小国を出発すると次は羽前椿に停車します。羽前椿でも10分停車を利用し、地元の銘酒「濁酒」の試飲などが用意されていました。羽前椿を発車すると、10分たらずで終点の今泉へ到着します。山形鉄道と旧型客車などの並びを撮影し、改札を出ると折り返し時間までの時間に駅前広場で歓迎イベントの演奏や踊り。名産品の試食・販売をはじめ、地元高校生がイベントブースなどを出展してくれました。

 やがて折り返し時間となり、再び新津へ向かって今泉を発車します。発車時もホームでは大勢の方々に見送られての発車となりました。
 復路も往路と同じように羽前椿・小国・越後下関・坂町・新発田に停車します。客車独特の音や自然の風に吹かれて乗っていると、いつのまにかウトウトして居眠りをしてしまいそうでした。

 坂町から再び電化区間の羽越本線へと入り、DE10のディーゼル煙を一段と黒煙にしてスピードをあげていきます。終点の新津へ近づくにつれて徐々に車窓の景色も夕暮れの景色へと変わっていきました。まるで昔の夜汽車を思わせる客室で楽しんでいると、列車は終点の新津へと滑り込み、『レトロ花回廊号』の旅にピリオドが打たれました。
 終点の新津に到着すると普通列車を待っていた一般の人たちが珍列車の登場に携帯カメラなどで写真を撮ったり、駅員さんに「次回はいつ走るの〜?」なんていった台詞が、あちらこちらから聞こえてきました。こんな光景もイベント列車ならではの醍醐味だと思い新津をあとにしました。


専用のヘッドマーク

復路は1エンド側が先頭になりました