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日本初の新在直通新幹線 引退記念
400系つばさ号 乗車記


 1992年に新幹線と在来線を直通運転で結ぶ“日本初の新在直通運転”の第1号として登場した400系新幹線も、2008年から後継新幹線となるE3系2000番台の登場により順次に廃車が続き、2009年の4月に最後の1編成となった400系L3編成も引退する事になり、4月3日と18日に新庄から東京までの片道を。17日(団体)には東京から新庄まで引退運転が実施されました。 今回は17日にJR東京支社の主催で運転された『400系つばさ号』に乗車しました。今回の引退記念列車の中で唯一の下り列車となり、また「びゅう」商品の団体専用列車としての運行となりました。


珍しい発車案内のLED

最後の400系となったL3編成

 当日は東京駅の20番線から発車との事だったので、ツアー代金に含まれている記念弁当を引き換えてから、東海道線ホームとなる10番線から入線を撮影して、400系の車内へと乗り込みました。
 発車案内のLEDに 【団体 235号】と、変わった表示を横目に、11:36定刻通り東京を後にして山形・新庄へと向かいます。発車後に今日の運転時刻表が配られたので、時刻表と景色を照らし合わせながら旅を楽しめました。やがて最初の停車駅となる大宮に到着します。ここでは11分停車していましたので、ちょうど良い撮影タイムとなっていました。
 大宮を発車すると次は運転停車を除いて山形まで停車駅がありません。車内を見てみるとチラホラ空席が目立っていましたので、比較的すいている場所へと移動しました。
 また大宮を出るとNREの車内販売がグッヅ販売を開始しました。定番となっている記念サボも販売されましたが、面白い事に記念サボは サボ専用ワゴン が用意されていました。せっかくなので記念サボを購入して、のんびりと車窓の景色を楽しんでいると郡山駅付近を走行していました。数日前の異例な寒波のせいで、この季節には雪が無い場所も綺麗に雪化粧されて、異常気象の現実を実感しました。
 次第にスピードを落として、『400系つばさ号』は福島で運転停車をします。ここから新在直通新幹線の魅力ともいえる在来線区間へと入ります。有名撮影地となっている庭坂の大カーブを通過すると、携帯の電波が全く無くなる板谷峠と入ります。昔は難所と呼ばれていた急勾配も、いまとなっては難無くと進みます。やがて沿線で有名な銘菓となっている“峠の力餅”の発祥の地である峠を通過します。一瞬ながら、峠を通過した時には車内からささやかな歓声があがっていました。 峠を通過すると程無くして米沢ですが、この先は山形までドアが開かないので、昼食用の記念弁当を食べて時間を過ごしていました。


綺麗な雪景色が車窓に広がります

山形駅員さんによる横断幕

 しばらくして山形駅の到着放送がありました。停車時間が2分のみでしたが、せっかくなので外の空気を吸いにホームへと降りてみました。ホームでは歓迎の横断幕も用意されていました。山形を出ると、定期列車の山形新幹線(新幹線停車駅の各駅に停車して)なら約45分で新庄に到着しますが、『400系つばさ号』は山形から新庄まで途中駅の交換などをして1時間12分かけて向かいます。こんな長時間に渡って乗っていられるのもイベント列車ならではの醍醐味です。
 最初は「長いもんだよね〜」なんて知人達と話していましたが、楽しい時間の流れは速くて直ぐに終点となる新庄へ到着してしまいました。これで400系最後の下り営業列車となる『400系つばさ号』の旅も終りとなりました。新庄のホームでも仙台支社の方や新庄駅員さんによる歓迎の横断幕が用意されていて、皆さんそれぞれ思い出に写真へ納めていました。

乗車証明書
ツアー用 記念弁当